
Mission・Vision・Value
天神山クリニックが目指しているもの、大切にしているもの
Mission
皆さまの身体的・精神的健康状態を向上させる事をミッションとしています。
Vision
医学知識・技術の更新のための努力を継続し、皆様の「健康寿命」の最大化のために何ができるかを常に追求、実践していきます。
Value
・問題点を明確にするために「対話」を大事にしています。
・スタンダードな医療、過不足ない医療をめざいしています。
・より高度な医療が必要な方に対しては、高次医療機関と連携を図りながら対応していきます。
・西洋薬と漢方薬を組合わせることにより、きめ細かな対応を行っています。
・院内処方のシステムにより、薬局での待ち時間、経済的負担を大幅に軽減しています。
診療案内
保険診療
スタンダードな医療を心がけています。
専門の医療が必要な場合には、連携の病院への紹介を行っております。
自費診療
男性型脱毛症(AGA)、禁煙外来などご相談ください。
漢方
扱いやすく保存が利くエキス剤を扱っています。60種以上を取り寄せています。
詳しい問診、舌診、腹診の上、証を見て処方を行います。
各種検査
マイクロアレイ血液検査
AICS
ノロウイルス迅速検査
アレルゲン検査
その他、採血で検査できるものは、かなりの種類お受けすることができます。ご相談ください。いずれも自費診療になります。
健康診断
身長、体重、尿検査、胸部レントゲン検査、視力検査、聴力検査、血液検査、便培養、など
院内処方
診察が済んだら会計で直接お薬を受け取ることができます。
オンライン資格確認
マイナンバーカードでの保険証確認が可能です。
スタッフ
Staff
院長 西村章子
Shoko Nishimura MD., PhD.
経歴:
平成5年 鹿児島大学医学部 卒業
平成5年 ~平成17年内科勤務医(血液内科)
鹿児島市立病院
名古屋大学付属病院
社会保険中京病院
朝倉健生病院 など
平成17年 天神山クリニック開院所属学会:
日本内科学会
日本血液学会
日本血栓止血学会
日本東洋医学会
日本渡航医学会
日本遠隔医療学会
趣味:
珈琲雑学、読書、水泳
協力スタッフ
Other staffs
ベテラン看護師、医療事務、しっかり協力しています。
受付、診察、検査、処方、会計の流れがスムースで、当院の自慢の一つです。
植物たち
Plants
開院時に頂いた観葉植物が今でも玄関入口に立っています。
ぐんぐん伸びて天井に届きそうです。
ドラセナは挿し木を行い、処置室で今も息づいています。
玄関先には、プランターにお花を植えています。
開業20年目を迎えて
独り言です 2025年3月16日
開業して今年で20年になります。早いものです。
開業以前にはたくさんの病院で様々な内科疾患について勉強してきました。
開業後は生活習慣病を中心に身近な疾患を主体に診療をしていますが、新型コロナウイルスのパンデミック時には、診療スタイルの見直しを含め医療全般について深く考えさせられました。
近年では薬剤や検査キットの品不足という問題が常態化していて、どう対処たらいいのか、悩みながら調整しているのが現状です。
当院で取り入れている漢方については多くの勉強会に参加して知識を広め、実践を通じて自分のスタイルを確立してきました。これまでに習得してきた知識、経験は私の診療の土台となっています。西洋薬で対応できない病態に漢方という別の切り口がある事は本当にありがたいです。
私自身4年前に還暦を迎え、徐々に高齢者の痛みがわかるようになってきました。改めてヒトの「身体の機能」について、「老化」について考える事が多くなった気がします。
大学を卒業したのはもう30年以上も前になりますが、研究に従事していた時期もありました。
中でも血管新生因子の研究は私にとって思い入れが大きく、ヒトの母乳の中にVEGFという因子が大量に存在する事を発見した時には大変興奮したのを覚えています。VEGFは当時見つかったばかりで多くの事がわかっていませんでしたが、今では研究が進みVEGFをターゲットとした治療薬が製品化され大活躍しています。
分子生物学が大きく発展し出し始めた時代に研究の場にいさせてもらえたのは本当に幸運だったと思います。
AIを駆使して次々と登場してくる分子標的治療薬、mRNAの仕組みを応用したワクチンや治療薬、ウイルスを利用した新たながん治療薬、各国で開発が進行中の免疫療法、バイオ3Dプリンターで形成する人工血管や人工臓器、新しい医療の世界が今や凄まじい勢いで展開されてきており、今後の医療はますます楽しみになってきました。一方で私個人としては最先端の医療情報についていくことが難しくなってきた事に焦りを覚えてもいます。
また、少子高齢化が加速中の日本では、安価で優れた医療を国民の一人一人が享受できる時代は終わってしまうのだろうなという気もしています。
高度成長期の恵まれた時代の恩恵を存分に受けてきた世代の一員である私が、残された時間の中でどれだけ社会に還元して行けるのか、時々考えてしまいます。
人々の生活を豊かにするのために「医療」が貢献できる範囲は実はとても限られている、という事実にも気が付いているのですが、それでも、「貢献できる何かがある」のは大変ありがたい事だと思っています。もしかしたら単なる私の自己満足に過ぎないのかも知れませんが
10年前は学生さんだった患者さんが社会人となり、親となり、ひょっこりお見えになったりすると本当に年月の経過を感じてしまいます。開業医としては嬉しい限りなんですけれども。
皆さんと一緒に年を重ねていきながら、困った時には多少はお役に立てる存在でいたいと願っています。
もう少し今のスタイルで診療を続けていくつもりです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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